Linux Kernel Exploitation

この章ではカーネル空間におけるExploit手法、いわゆる権限昇格について勉強します。
WindowsのKernel Exploitでも共通のハードウェアセキュリティ機構や権限昇格の手法が登場するから、この章の知識はLinuxに限らず使えるよ。

• 実行環境とデバッグ方法
  • カーネルexploitへの導入
  • gdbによるカーネルのデバッグ
  • セキュリティ機構
  • コンパイルとexploitの転送
• カーネルエクスプロイトの基礎（LK01: Holstein）
  • Holsteinモジュールの解析と脆弱性の発火
  • Holstein v1: Stack Overflowの悪用
  • Holstein v2: Heap Overflowの悪用
  • Holstein v3: Use-after-Freeの悪用
  • Holstein v4: Race Conditionの悪用
• カーネル空間特有の攻撃
  • NULL Pointer Dereference (LK02: Angus)
  • Double Fetch (LK03: Dexter)
  • userfaultfdの利用 (LK04: Fleckvieh)
  • FUSEの利用 (LK04: Fleckvieh)
  • 脆弱なmmap実装の悪用 (LK05: Highland) (工事中)
• eBPFとJITコンパイラ (LK06: Brahman)
  • BPFの導入
  • 検証器とJITコンパイラ
  • eBPFのバグの悪用

オオカミくん
オオカミの群れで権限昇格してリーダーになったという伝説がある。
動物界ではOS開発の第一人者。基本寝ている。
好きなもの：牛 / Linux
苦手なもの：ハイエナ / Windows